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【艝・轌】舟へん・車へんに雪の読み方は?漢字の成り立ちまで解説!

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 「舟へんに雪」で「」。
 「車へんに雪」で「」。

 これらの漢字は、漢検1級レベル国字(日本で作られた漢字)です。

 どちらも同じ読み方になりますが、漢字のつくりから想像できるでしょうか?

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舟へん・車へんに雪で【艝・轌(そり)】

 今回は2文字同時の紹介です。

【艝】
  • 音読み:×
  • 訓読み:そり
  • 漢検級:1級(大学・一般レベル)
【轌】
  • 音読み:×
  • 訓読み:そり
  • 漢検級:1級(大学・一般レベル)

 どちらも、雪や氷の上で使う「そり」を表す漢字です。

 漢字から推定しやすい読みですね。

 ちなみに、国字を使わない「そり」もあります。

【橇】
  • 音読み:キョウ、ゼイ、セイ
  • 訓読み:そり、かんじき
  • 漢検級:1級(大学・一般レベル)

 漢検1級を受ける上では、国字で問われているのか、国字ではないところで問われているのかを気にする必要があるでしょう。

「艝・轌」の字源?

 へんとつくりを分けると、艝=舟+雪、轌=車+雪であり、上のが元となって作られた漢字であることが容易に想像できます。

 ただし、どちらの漢字も「雪」が旧字体となっているので書く際には気を付けましょう。


 「橇」の木へんと、「艝」や「轌」の雪が混ざって、「樰」とならないように‥‥。
 ちなみに、「樰」は「ゆき」と読みます。

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参考文献
  • 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p966,342,

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