「魚へんに走」と書いて表される「鯐」。
漢検1級レベルのこの漢字は、国字(日本で作られた漢字)の一つです。
ある出世魚の小さいときの呼び方を表します。
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めもの内容
魚へんに走で【鯐(すばしり)】
鯐の読み方はこちら。
【鯐】
- 音読み:×
- 訓読み:すばしり
- 漢検級:1級(大学・一般レベル)
日本で作られた漢字のため、音読みはありません。
常用漢字では、「州走」や「洲走」と書き、出世魚である鯔の稚魚を指します。
鯔の稚魚にはいくつか段階があり、その中でも10cm程度のときに「すばしり」という名称を使います。
鯔の呼び方は、以下の記事で紹介しています。
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「鯐」の字源
「すばしり」という名前の由来には諸説あります。
- 川の水が干上がってくると、水面をジャンプするように泳ぐことから。
- 川と海の潮境を行き来するから。(「瀬走り」が音変化したとも)
そして、以上のような魚の走っている様子から、一文字で「鯐」と表されました。
読みと漢字が一致しているので、覚えやすいですね。
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参考文献
- 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p840
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