「入に鳥」と書いて表される「鳰」。
漢検1級レベルのこの漢字は、国字(日本で作られた漢字)の一つです。
水に入る鳥を表すこの漢字、読み方を知っていますか?
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めもの内容
「入に鳥」で【鳰(にお)】
「鳰」の読みと意味はこちらです。
【鳰】
- 音読み:×
- 訓読み:にお
- 漢検出題級:1級(大学・一般レベル)
- 意味:カイツブリ科の水鳥。
鳰はカイツブリ科の水鳥です。
沼や池に生息しています。
そのため、「鳰の海」という言葉は日本で一番大きい湖、琵琶湖を意味します。
カイツブリの古名が「鳰」であり、冬の季語としても決められていることから、日本に昔からゆかりがあった鳥だと分かります。
「鳰」の成り立ち
「鳰」は「入+鳥」の会意文字(2つ以上の漢字の組み合わせで、別の意味を表した漢字)です。
水の中に入る様子から「入」の音である「ニフ」をとって名づけられました。
日本で古来から親しまれてきた鳥なのですね。
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参考文献
- 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p1195
- 新村出編(2018)『広辞苑 第七版』,岩波書店,p2207
- 藤堂明保他(2019)『漢字源 改訂第六版』, 学研プラス,p2154
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