「雨に下」と書いて表される「雫」。
漢検準1級レベルのこの漢字は、国字(日本で作られた漢字)の一つです。
下に落ちる液体の粒のことを指すため、納得のいく成り立ちです!
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めもの内容
雨に下で【雫(しずく)】
「雫」の読みと意味はこちら。
【雫】
- 音読み:ダ
- 訓読み:しずく
- 漢検級:準1級(大学・一般レベル)
- 意味①:しずく。水のしたたり。
意味はそのまま「しずく」、すなわち水滴のこと。
そのため、しずくは「滴」とも表せます。
また、打消を伴った特殊な使い方として、
- 雫も基準に満たない。
- 雫もこれになり得ない。
のように、「いささかも」と同様の意味で使うこともできます。
「雫」の成り立ち
雨が下に落ちる様子を一字で表した国字です。
雨かんむりですが、天気そのものを表す言葉ではないので注意しましょう。
非常にわかりやすい成り立ちでした。
雨に限らず、液体なら何でもよいので、氵と下を組み合わせても良かったのでは?
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参考文献
- 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p974
- 新村出編(2018)『広辞苑 第七版』,岩波書店,p1283
- 新潮社編(2007)『新潮日本語漢字辞典』,新潮社,p2386
- 藤堂明保他(2019)『漢字源 改訂第六版』, 学研プラス,p2026
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