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【佇】「にんべんにうかんむりに丁」の読み方は?意味や漢字の成り立ち、漢検での出題例まで解説!

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 漢検1級に配当されている「」という漢字。

 この字は「たたずむ」や「待つ」という意味を持つ、やや難しい漢字です。

 この記事では、「佇」の読み方や意味、成り立ちから、漢字検定での出題例まで詳しく解説します。

 漢検1級合格を目指す方はもちろん、日本語の知識を深めたい方にも役立つ情報をお届けします。

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めもの内容

「佇」の読み方・熟語・成り立ち

「佇」の読み方

  • 音読み:チョ
  • 訓読み:たたず(む)・ま(つ)
  • 漢検級:1級
  • 部首:人部(にんべん)
  • 部首の画数:2画
  • 総画数:7画

「佇」の意味

  • たたずむ。たちどまる。
  • まつ。
  • たたずまい。

「佇」を含む熟語

  • 佇立(ちょりつ):じっとその場にたたずむこと。しばらくの間立っていること。
  • 佇眙(ちょち):たちどまって見ること。
  • 延佇(えんちょ):長く待つこと。

「佇」の成り立ち

 「佇」は形声文字で、「人(にんべん)」とつくりである「宁(ちょ)」から成り立っています。

 「人」は人を表し、「宁」は一所にじっと定着する様子を表します。

 これらが組み合わさって、「人が静かに立っている」=「たたずむ」という意味を表現しています。

佇む人
佇む人

「佇」の漢検での出題例

 「佇」を使った漢検1級配当の四字熟語として、以下のものがあります。

「佇」が使われる四字熟語
四字熟語解答意味出典
( チョシ) 停機佇思しばらくの間その場に立ち止まって、あれこれ思い悩み、心の働きをやめてしまうこと『四字熟語辞典』
鶴立 ( キチョ)企佇鶴が立っている姿のように、つま先立ちで物事を待ち望むこと。『四字熟語辞典』
鶴立企佇のイメージ
鶴立企佇のイメージ

まとめ

 「佇」は「たたずむ」や「待つ」という意味を持つ漢字で、漢字検定1級レベルの難しい字です。

 音読みは「チョ」、訓読みは「たたずむ」「まつ」です。

 この漢字は、文学作品や詩歌でよく使用され、情景描写や心情表現に深みを与える重要な役割を果たします。

 漢検1級合格を目指す方は、「佇」のような難解な漢字をしっかりと覚えることが重要です。

 このような日常生活ではなかなか目にしない漢字を効率的に学習するには、体系的な学習方法が欠かせません

 漢検1級を目指す方には、専門的な学習アプリの利用をおすすめします。

 例文や解説、効果的な復習機能を備えたアプリを活用することで、着実に知識を積み重ねていくことができるでしょう。

 ぜひ、漢字学習に活用し、漢検1級合格を勝ち取ってください。

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参考文献
  • 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p1051
  • 新潮社編(2007)『新潮日本語漢字辞典』,新潮社,p137
  • 藤堂明保他(2019)『漢字源 改訂第六版』, 学研プラス,p89
  • 日本漢字能力検定協会(2012)『漢検1/準1級過去問題集 平成24年度版』, p38
  • 日本漢字能力検定協会(2017)『漢検 四字熟語辞典』, p124 , 342

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