【俤】「にんべんに弟」の読み方は?漢字の成り立ちまで解説!

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俤

 「にんべんに弟」と書いて表される「」。

 漢検1級レベルのこの漢字は、国字(日本で作られた漢字)の一つです。

 「人+弟」で表されますが、家族の関係を表す漢字ではありません

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にんべんに弟で【俤(おもかげ)】

俤の読み方はこちら。

【俤】
  • 音読み:×
  • 訓読み:おもかげ
  • 漢検級:1級(大学・一般レベル)

 日本で作られた漢字のため、音読みはありません。

 おもかげとは、実際には存在していないのに、対象物が目の前にあるかのように心の中に浮かぶ顔や姿のことです。

 人の顔について使われることが多いため、常用漢字では「面の影」で「面影」と表します。

「俤」の字源

 にんべん(亻)は人を表す部首であり、とそのの顔や姿が似ていることから、「俤」ができました。

 「お母さんの俤がある」というような使われ方をよくしますが、字源としては母子ではなく、兄弟の似ている様子からきているんですね。


 確かに姉妹よりは兄弟のほうが似ていることが多い気がします。

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参考文献
  • 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p127

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