【椛】「きへんに花」の読み方は?漢字の成り立ちまで解説!

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椛

 「木へんに花」と書いて表される「」。

 漢検準1級レベルのこの漢字は、国字(日本で作られた漢字)の一つです。

 花のように葉が色づくことから生まれた漢字ですが、読み方を知っていますか?

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木へんに花で【椛(もみじ)】 

 椛の読み方はこちら。

【椛】
  • 音読み:×
  • 訓読み:もみじ
  • 漢検級:準1級(大学・一般レベル)

 「もみじ」には2つの意味があります。

  • カエデ類の植物のこと(楓)
  • 秋になって木々の葉が色づくこと(紅葉)

 「もみじ」と聞いて、多くの人が植物名を指しているほうを思い浮かべるでしょう。

椛(楓の葉)

 しかし、楓などの植物が色づくことももみじと言い、こちらは紅葉(こうよう)と同義になります。

椛(紅葉)

「椛」の字源 

 「椛」の成り立ちは、についている葉がのように色づくことから。

 椛には2つの意味がありましたが、紅葉の意味が由来とやなっています。

 春のお花見も秋の紅葉も同じように賑わうことから、納得のいく字源だと思います。


 あつまれどうぶつの森でも、同じ木が春は桜、秋は椛で色づきますね。

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参考文献
  • 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p1488

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