【丕】「不に一」の読み方は?意味や漢字の成り立ち、漢検での出題例まで解説!

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 漢字一文字で深い意味を持つ「丕」。

 この漢字は漢検1級の学習者にとっても重要な漢字の一つです。

 今回は「丕」の読み方や意味、成り立ちについて詳しく解説します。

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「丕」の読み方・熟語・成り立ち

「丕」の読み方

  • 音読み:ヒ
  • 訓読み:う(ける)、おお(きい)
  • 漢検級:1級
  • 部首:一
  • 部首の画数:1画
  • 総画数:5画

「丕」の意味

  • 大きい。りっぱな。
  • はじめ。もと。
  • うける。つつしんで受ける。
大きい、盛大なイメージ
大きい、盛大なイメージ

「丕」を含む熟語

  • 丕業(ひぎょう):大きな事業や功績。
  • 丕基(ひき):天子が国を統治する大事業の土台。
  • 丕顕(ひけん):大いに顕れること、顕著であること。

「丕」の成り立ち

 「丕」は象形文字や形声文字として成り立っています。

 甲骨文では「不」という字の一部として使われ、上部の一横線が地面を、下部の「木」が木の根を表していました。

 後に「丕」と「不」が分化し、「丕」は「大きい」という意味を持つようになりました

大きな木の根
大きな木の根

「丕」の漢検での出題例

漢検1級では、「丕」が以下のように出題されました。

「丕」の出題例
問題解答意味出典
比類なき「丕績」を残した。ひせき大きな功績『漢検分野別精選演習』

まとめ

 「丕」は「大きい」、「立派な」という意味を持つ漢字で、漢検1級にも出題される重要な漢字です。

 成り立ちや熟語を理解することで、より深く漢字を学ぶことができます。

 このような日常生活ではなかなか目にしない漢字を効率的に学習するには、体系的な学習方法が欠かせません。

 漢検1級を目指す方には、専門的な学習アプリの利用をおすすめします。

 例文や解説、効果的な復習機能を備えたアプリを活用することで、着実に知識を積み重ねていくことができるでしょう。

 ぜひ、漢字学習に活用し、漢検1級合格を勝ち取ってください

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参考文献
  • 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p1273
  • 新潮社編(2007)『新潮日本語漢字辞典』,新潮社,p42
  • 藤堂明保他(2019)『漢字源 改訂第六版』, 学研プラス,p25
  • 日本漢字能力検定協会(2014)『漢検1級分野別精選演習』,p15,161

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