【丫】Yに似た漢字の読み方は?意味や漢字の成り立ち、漢検での出題例まで解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。
丫 アイキャッチ

 漢検1級に配当されている「」という漢字。

 一見するとアルファベットの「Y」に似ていますが、実は奥深い意味を持つ漢字なのです。

 今回は、この「丫」の読み方や意味、成り立ちについて詳しく解説していきます。

 漢検1級を目指す方はもちろん、中国語や日本語の語源に興味がある方にも参考になる内容となっているので、ぜひ最後までお読みください。

漢検1級はアプリで対策できます!

 現在、アプリを調整しています。
 再リリースの準備が整い次第、このサイト上でお知らせします。

めもの内容

「丫」の読み方・熟語・成り立ち

「丫」の読み方

  • 音読み:ア
  • 訓読み:あげまき
  • 漢検級:1級
  • 部首:丨(たてぼう)
  • 部首の画数:1
  • 総画数:3

「丫」の意味

  • ふたまた、木のまた(枝分かれしているもの)
  • あげまき、つのがみ(昔の子どもの髪形)
あげまき(髪型)
あげまき(髪型)
あげまき結び
あげまき結び

「丫」を含む熟語

  • 丫頭(やとう):若い女性、女中
  • 丫鬟(やかん):女中、侍女、少女

「丫」の成り立ち

 「丫」という漢字は、象形文字の一種です。

 その形は先が分かれている様子を表しています。

 具体的には、木の枝が分かれている形を模したものと考えられます。

 この字形から、「ふたまた」や「枝分かれ」という意味が生まれました。

 また、この字形が子どもの髪型(あげまき)に似ていることから、「あげまき」という意味も派生。

 さらに、その「あげまき」という髪型をしている「女の子」や「女中」を指す言葉としても使われるようになりました。

「丫」の漢検での出題例

漢検1級では、「丫」が以下のように出題されました

「丫」の出題例
問題解答意味出典
可憐な「丫鬟」が目に留まった。あかんあげまきに結んだ髪。漢検1級平成23年度第3回

まとめ

 「丫」は、その形から「ふたまた」や「枝分かれ」を表す基本的な意味を持ちつつ、髪型や子どもを表す用法など、多様な意味を持つ漢字です。

 漢検1級レベルの漢字であり、その奥深さがよくわかります。

 このような日常生活ではなかなか目にしない漢字を効率的に学習するには、体系的な学習方法が欠かせません。

 漢検1級を目指す方には、専門的な学習アプリの利用をおすすめします。

 例文や解説、効果的な復習機能を備えたアプリを活用することで、着実に知識を積み重ねていくことができるでしょう。

 ぜひ、漢字学習に活用し、漢検1級合格を勝ち取ってください

漢検1級はアプリで対策できます!

 現在、アプリを調整しています。
 再リリースの準備が整い次第、このサイト上でお知らせします。

参考文献
  • 日本漢字能力検定協会(2015)『漢検 漢字辞典[第2版]』p1
  • 新潮社編(2007)『新潮日本語漢字辞典』,新潮社,p47
  • 藤堂明保他(2019)『漢字源 改訂第六版』, 学研プラス,p28
  • 日本漢字能力検定協会(2012)『漢検1/準1級過去問題集 平成24年度版』, p38

コメント

コメントする

CAPTCHA


めもの内容